マスクが暑苦しい季節になってきました。
この時期、不織布でできた使い捨てマスクはかなり蒸れてしまいますよね。
以前こちらでご紹介した【手作りエアリズムマスク】でかなりマスクの蒸れは緩和されましたが、エアリズムマスクでもやはりマスクは暑いです。
そこで、熱中症対策として使える、【保冷剤ポケット付き立体マスク】を作ってみました。
保冷剤は約1時間~1時間半で溶けてしまいますが、かなりマスクの暑さは軽減されます!
むしろ保冷剤マスクをしていた方が、ひんやり涼しくて快適!でした。
今回は今も人気な【西村大臣マスク(折り返し付き立体マスク)】を保冷剤ポケット付きで作成しましたが、
シンプルな立体マスクのポケット付きマスクは、以前ご紹介した【ポケット付き立体マスクの作り方】を少しアレンジして、両サイドにポケット口を作ると、すぐに作ることができます。
それではさっそく保冷剤ポケット付き折り返し付き立体マスクの作り方をご紹介したいと思います。
【保冷剤ポケット付き折り返し立体マスク】の型紙
型紙は以前ご紹介した【折り返し付き立体マスク】の型紙と同じ物をお使いいただけます。
保冷剤のサイズを考慮して、今回は【大きいサイズ】の型紙を使用して作り方をご紹介します。
通常の使い捨てマスクのサイズで問題ない方は【大きいサイズ】で作成されることをオススメします。
画像をクリックするとPDFが表示されます。
こちらの型紙は商用利用可能です♪
商用として使用される際は、こちらの型紙を使用したことをご記載下さいm(__)m
設定方法によっては0.5㎝程度縮小されて印刷されることがあります。
※お使いのプリンターによって設定方法が異なります。
保冷剤ポケット付き!折り返し付き立体マスクの作り方
必要物品
マスク生地 横28cm×縦20cm 表布・裏布1枚ずつ
ポケット生地 横13.5cm×縦8cm 2枚
(ポケットはダブルガーゼがオススメ)
マスクゴム 約30cm×2本
生地を裁断する
型紙を利用される方は、上の型紙を使用して生地を裁断してください。
型紙を使用しない場合は、4つの角をそれぞれ6㎝のところでカットします。
生地の裁断はこういった布カッターがあると、サクサクまっすぐ切れて便利ですよ♪
チャコペンは自然に消えるタイプのチャコペンを使っています♪
ポケット口を作る
まず保冷剤ポケットのポケット口を作ります。
ポケット布の端から3㎝のところに印を入れます。(どちらの端でもOK)
3㎝のところまで2回折り曲げて、キワを縫います。
反対の端は0.5㎝折り曲げておきます。
裏布にポケットを縫い付ける
裏布の裏側を上にしておき、画像のように角から角まで線を引きます。
引いた線にピッタリ合うように、ポケットを仮止めします。
このとき、先ほど縫ったポケット口を中心に合わせますが、中心より少し外側に固定します。
0.5㎝折り曲げた部分のキワを縫っていきます。
(画像が逆になり見づらくてすみません・・・)
続けて、同じ部分を縫い代1cmで縫います。
これでポケットの後ろが固定されました。
ポケットの上下も縫い代2~3mmで縫っておきます。
これでポケットの片方が付きました。
反対も同じようにポケットを縫い付けていきます。
保冷剤が入れやすいように、中央に5mm程度隙間ができるようにポケットを縫い付けて下さい。
表布と裏布を中表で合わせる
表布と裏布を中表に合わせて、周囲を縫い代7mmで縫います。
このとき、上下のどちらかに約5cmの返し口を残して、周囲を縫って下さい。
縫い終えたら、角を少しカットしておきます。
生地の仮止めはこちらの仮止めクリップを使用しています♪
表に返して形を整える
先ほどの返し口から表に返して、形を整えます。
返し口はアイロンをかけて、返し口の縫い代を揃えておきます。
周囲を縫って補強し、返し口も閉じます。
折り返し部分を作る
折り返し部分を作っていきます。
ポケットを縫い付けた裏布を上にして置き、ポケットの上の部分まで折り曲げます。
画像のように縫い代0.5㎝で折り曲げた部分を縫います。
下も同じように折り曲げて、縫い代0.5㎝で縫います。
続いて、折り曲げた部分を下の画像のように開きます。
イメージとしては、
このように折り返し部分を開いて、半分に折ったときにスムーズに折り曲げられたらOKです。
折り返し部分の4ヶ所を縫います。
ゴム通し口を作る
最後にゴム通し口を作ります。
完成
出来上がりです。
内側に保冷剤ポケットが2つあります。
約6.5㎝×8cmの保冷剤が2つ入ります。
直接保冷剤を入れると、少しポケット部分が湿ってくるので、こういった保冷剤カバーに入れて使用すると、ポケット部分が湿ることなく最後までお使いいただけます。
こちらのカバーはアベノマスクをリメイクして作成致しました♪
カバーに入れると、保冷剤も長持ちします。
マスクのサイズにピッタリな小さいサイズの保冷剤も多数出ているようです。
クール素材の冷感タオルでマスクを作成されている方も多いようです。こういった生地だと、保冷剤の冷却効果がさらに期待できると思います。
真夏のお出かけにとってもオススメな保冷剤マスクです。
ぜひ作ってみて下さい(*^^*)
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