いちごスタイの作り方(無料型紙付き)

前回「基本のスタイの作り方」をご紹介しましたが、今回は基本のスタイに少しだけアレンジを加えて『いちごスタイの作り方』をご紹介したいと思います。

いちごのベビー帽子と合わせると可愛さ倍増です♡

いちごのベビー帽子は下の記事をご覧下さい。

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では、さっそく作ってみましょう!

手作りベビーグッズ♪いちごスタイの作り方

必要物品

準備するもの

表布(赤地+白水玉3mm):縦34㎝×横24㎝ 1枚
裏布(なんでもOK):縦34㎝×横24㎝ 1枚
ヘタ部分(緑~黄緑の生地):縦16㎝×横8㎝ 3枚
生地はすべてダブルガーゼを使用しました
ドミット芯:縦34㎝×横24㎝ 1枚
スナップボタン
(手縫いタイプのものやマジックテープでもOK)

いちご柄のメインになる赤地+白水玉の生地は白水玉3mmのダブルガーゼ生地を使用しています。

ネットで購入される際は、大きい水玉のものもあるので、白水玉のサイズに注意してご購入下さい。

いちごグッズ作品にオススメな3mmドットのダブルガーゼ生地
イチゴグッズのヘタ部分にオススメなミントグリーン生地ダブルガーゼ

裏生地にぴったりなイチゴ柄のダブルガーゼも多数あります♪

ベビーグッズにもオススメな日本製のダブルガーゼ50㎝単価
ベビーグッズを作る際は、縮み防止のため一度生地を水通ししてから使用することをオススメします。
特にダブルガーゼを使用する場合は、使用していくにつれて数cm縮んでくるので、ベビーのサイズに合わなくなる可能性があります。

いちごのスタイ*無料型紙はこちら

こちらから型紙をダウンロードしていただけます。

上の画像をクリックすると、PDFが表示されます。

※こちらの型紙のスタイ本体には縫い代が含まれておりません。
(ヘタ部分は縫い代込みです)

7mmの縫い代をとって生地を裁断して下さい。

また、印刷時は縮小印刷にならないよう【実際のサイズ(既定サイズ・100%サイズ)】での印刷をお願い致します。

いちごスタイの作り方

生地を裁断する

型紙に沿ってスタイ本体とヘタ部分の生地を裁断します。

スタイ本体は表布・裏布・ドミット芯の3枚を同じサイズで裁断します。

繰り返しますが…

スタイ本体は縫い代をとっていないので、縫い代7mmの幅をとって生地を裁断してください。

スタイが左右対称になるように、生地を半分に折って、折り曲げた部分を型紙の【わ】の部分に合わせます。

裁断する際は、

①生地がズレないように、まち針で固定するor重りをのせる

②チャコペンで型紙よりも7mm外側に線をひいていく
(ヘタ部分は型紙通りのサイズでOK)

③線の上を裁断する

の順に丁寧に工程を進めて下さい☆
ヘタ部分は6枚必要となります。
写真は3枚に見えますが、表布・裏布を重ねていますので、計6枚です。

ドミット芯について

今回は表布と裏布の間にドミット芯を挟んで、ふわふわなスタイに仕上げています。

100%コットンで作りたい場合はダブルガーゼやコットンタオルを挟んでもOKです。

ドミット芯は2.5mm~5mmまで様々な厚みのものがありますが、今回は程よい厚み&ふわふわ感の3mmドミット芯を使用しました。

スタイ作りやポーチ、タペストリー作りに使えるドミット芯
100%コットンタイプのキルト綿もあります。
こちらもベビーグッズ作りによく使用していますが、しっかりしていて芯材としてもオススメです(*^^*)
ベビーグッズ作りに最適な100%コットン製のキルト芯。

補足*キルト芯とドミット芯の違い*

似ているようで似ていないキルト芯とドミット芯。

その違いはキルト芯よりもドミット芯の方が繊維がしっかりと絡んでおり、耐久性に優れています。

飾って楽しむようなものにはキルト芯、実用的なものや頻繁に洗濯するものはドミット芯を使用すると良いです(*^^*)

ヘタ部分を作る

ヘタ部分を中表に重ねて、縫い代約7mmでV字に縫います。

3枚とも縫い終えたら、縫った部分の両サイドに2~3ヶ所切れ目をいれる&下の角を切り落としておくと、表に返したときにキレイです。

縫った糸を切らないように気を付けてカットして下さい。

3枚を表に返します。

ヘタ部分は多少サイズに誤差があっても、問題ありません♪

一応型紙に参考のサイズを載せていますが、好みに合わせて、もう少し大きなヘタにしても可愛く仕上がります。

ヘタをスタイの表生地に仮縫いする

スタイの表生地(赤地+白水玉)の生地を準備します。

表生地の表面に画像のようにヘタ部分3枚を重ねて縫い代5mmで仮縫いします。

今回は中央のヘタを一番上にしていますが、左から右へ段々に重ねてもOKです♪

表布・裏布・ドミット芯を順番に重ねて仮止めする

スタイ本体の3枚の布を順番に重ねていきます。

ここの重ね方を間違えると、ドミット芯が表に出ちゃったりするので、気を付けて生地を重ねて下さい。

まず、一番下にドミット芯、ドミット芯の上に裏布を表側を上にした状態で置きます。

さらに裏布と中表になるように表布を重ねます。

3枚重ねて仮止めをします。

生地の固定は、まち針でもOKですが、画像のような仮止めクリップがあると便利です♪

安全で使いやすい手芸用クリップ。5・7・10mmの縫いしろ幅の目安を図れる便利な目盛付き。

スタイの周囲を縫う

スタイの周囲を縫い代7mmで縫います。

画像のように返し口約5~6cmを残して縫って下さい。

カーブの部分はよれないように、ゆっくりと針を進めます。

少しでも生地が突っ張ったり、ヨレそうなときは、一度ミシンの押さえをあげて、生地を整えてから縫い進めて下さい。

カーブの部分に切れ目を入れる

ワンポイント
切れ目を入れる前に縫い代を割ってアイロンをかけておくと、よりキレイに仕上げることができます。
今回はこの工程はスキップしました(;^ω^)

カーブになっている部分に切れ目を入れます。

縫い糸を切らないように、5mmほどの切れ目を入れます。

カーブが緩いところは2~3cm間隔、カーブが急なところは1cm間隔で切れ目を入れていきます。

下の画像の〇がカーブが急なところです。

返し口から表に返す

返し口から表に返します。

細いところは先の丸い箸などを使って、中から押してみて下さい。

返し口をコの字綴じで縫う

まず全体にアイロンをかけて、形を整えます。

特に返し口とヘタ部分はしっかりアイロンをかけておいて下さい。

返し口をコの字綴じで縫います。

少し分かりにくいですが…

コの字綴じはこんな感じです。

刺し終わりから出た糸をギリギリでカットして、スタイの中に隠します。

横移動は3mm~5mm間隔で細かく縫うとキレイに綴じることができます。

縦移動はとにかくまっすぐ垂直に。

針を斜めに入れると、縫い糸が外から見えてしまいます。

 ヘタ部分を上から縫う

ヘタ部分を縫って補強しておきます。

ギリギリを縫うとキレイに仕上がります。

今回はヘタ部分のみを表から縫いましたが、スタイを補強したい場合は、スタイの周囲を縫い代2mmで1周ぐるっと縫っても良いです(*^^*)
(周囲を縫わないスタイは洗濯で少々崩れやすいですが、ふわふわ感が強調されて可愛いです♡)

このままの状態だと、ヘタ部分がひっくり返る心配もあるので、一応中から手縫いでヘタをくっつけておきました。
ヘタがひらひらしても気にならない方は飛ばしてOKです☆

ヘタの表面やスタイの裏布に糸が出ないように、中の2枚だけをくっつけるように2~3往復縫って下さい。

スナップボタンをつける

最後に首周りにスタップボタンをつけて完成です。

前回ご紹介した【基本のスタイの作り方】と同じ要領でスナップボタンを付けるので、前回の記事をそのままご紹介させていただきます。
ご了承くださいm(__)m

スナップボタンでなくても、マジックテープやボタンでもOKです。

今回は首周りの長さを調整できるように、片方に2ヶ所のスナップボタンを付けてみました。

1ヶ所のみでも良いですし、微調整したい場合は1cm間隔で3ヶ所ボタンを付けても良いと思います。

スナップボタンは誰でも簡単につけることができます♪

【軽い力で簡単にボタンを取り付けられる卓上プレス。ベビー服やスタイの作成などに大活躍!洗濯しても錆びる心配がなく、金属アレルギーの方にも安心してお使いいただけます。】

こちらのハンディプレスもありますが、少し力がいるので、卓上プレスの方がオススメです。

【手軽に使えるハンディタイプのプラスナップ専用プレス】

プラスナップボタンが別売りの場合や買い足したいときは、小売りタイプと大容量タイプがあります(*^^*)

完成

できましたー♡

5か月ベビーが付けるとこんな感じです。

イチゴのベビー帽子は次回ご紹介しますが、セットで使用すると、とーっても可愛いです♡

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