この記事ではリバーシブルで使えるベビーベストの作り方をご紹介しています。
温かいボアや起毛生地を使うと冬仕様に、ダブルガーゼやニット生地を使えば春~秋までお使いいただけます。
今回は表地にオックスコットン、裏地にボアを使用した秋から冬に活躍するあったかベストを作ってみました。
難しい工程はなく、ミシン初心者の方もすぐにお作りいただける作品です。
70㎝・80㎝の無料型紙を掲載していますので、ぜひご利用下さい。
それでは材料からご説明します。
手作りベビーベストの材料
〇スナップボタン 1~2組

今回は表地に花柄の綿生地、裏地はボア生地を使用しました。
ボア生地にボリュームがあったので、今回芯材は使用しませんでしたが、ダブルガーゼなどの薄い生地で作る場合は、キルト芯やドミット芯を間に挟むと、ふわふわのベストができます。
ベビーのハンドメイドでは綿100%のコットンキルトをおすすめしています。
ベビーベスト70㎝・80㎝の無料型紙
オリジナルの無料型紙になります。
ハンドメイド作品の販売など商用利用可能の型紙です。ぜひご利用ください。
画像をクリックするとPDFが表示されます。
型紙に縫い代は含まれていません。
1cmの縫い代をとって生地を裁断してください。


80㎝の出来上がり線がA4サイズに収まりきらず、一部切れてしまっています。申し訳ございません。
型紙に「80㎝は1cm上・下」と説明を加えさせていただきましたので、80サイズで作成される際は説明文を参考に型紙をカットして下さい。
また、印刷時は縮小印刷にならないよう実際のサイズ(既定サイズ・100%サイズ)】での印刷をお願い致します。
ベビーベストの作り方
1)生地を裁断する
型紙に1cmの縫い代をとり、生地を裁断します。

ボア生地の裁断は毛玉がたくさん出ますので、コロコロで毛玉を取りながら作業していって下さい。

生地の裁断は布カッターがあると便利です。
2)肩線を縫う
前と後ろを中表で合わせ、肩線を縫っていきます。

縫い代は後ろ側に倒します。

裏布も同様に肩線を縫います。

ボア生地を縫うときに生地が進まず、縫いにくい場合は、ミシンの押さえをスムース押さえにかえると、縫いやすくなります。

3)表布と裏布を合わせて襟ぐり線・裾線・袖ぐり線を縫う
表布と裏布を中表で重ね、仮止めします。
脇線以外を縫い代1cmで縫っていきます。

このとき、脇線は縫いません。

脇線の手前1cmまで縫い、返し縫いで終えます。

4)余分な縫い代をカットする
〇で示したコーナー部分の角をカットします。

カーブ部分には切れ目を入れておきます。
アイロンかオープナーで縫い代を割ります。
5)表に返す
縫っていない脇線部分から表に返します。

形を整えます。

6)裏布の脇線を縫う
表布はクリップでよけて、裏布の脇線だけ縫います。

裏布だけ縫えました。

7)表布の脇線を縫う
表布の脇線をこの字とじで縫います。

きれいに縫えました。

※表布の脇線を先に縫って、最後に裏布をこの字とじで綴じる方法でも大丈夫です!
8)スナップボタンをつける
スナップボタンをつけます。
マントのように上部に1か所につけても良いですし、2か所につけても大丈夫です。
お好みで飾りボタンをつけても可愛いです。

写真はくるみボタンを2つ付けてみました。

リバーシブルで使う場合は、逆にした際に飾りボタンがベビーの胸元に当たってしまうので、スナップボタンだけで仕上げるor小さな飾りボタンにするのがおすすめです。
リバーシブルでもボアが可愛いベストです。

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