一番簡単な裏地付きフラットポーチの作り方

裏地付きポーチの中でも一番作り方がシンプルな、フラットタイプのマチなしポーチを作ってみました。

サイズはちょうど使い捨てマスクがすっぽり入るサイズになっていますので、【マスクポーチ】としてもお使いいただけます。

大きさを変えると簡単にクラッチバッグのようなマチなしバッグが作れちゃいます(*^^*)

今回は表布に切り返しを作って、少しアレンジしてみました。

後ろも2つの布を合わせています。

今回使った生地はUSAブランド【ロラライハリスLoralie Harris】のナース生地になります。

看護師として働くナース友達へのプレゼントポーチなのでこちらの生地をチョイスしました。

ナース柄以外にもUS感満載のとても可愛いデザインが豊富なブランドです(*'ω'*)

あまり店頭では見かけませんが、インターネットで購入可能です♪

さっそく作り方をご紹介していきたいと思います。

マチなしフラットポーチの必要物品

準備するもの

●表布(前面):横15cm×縦13cm 1枚/横10㎝×縦13cm 1枚
●表布(後面):横8cm×縦13cm 1枚/横17cm×縦13cm 1枚)
●裏布:横23cm×縦13cm 2枚(今回はポリエステルサテン使用)
●接着芯:横23cm×縦13cm 2枚
●タグ部分:横7cm×縦7cm 1枚
●ファスナー20cm 1本

切り返しなしのポーチの場合は表布は裏布と同じ横23cm×縦13cmを2枚準備して下さい。

切り返しの横のサイズは自由に変更可能です。今回のように2つの布を組み合わせる場合、縫い代1cm分をプラスして、2枚の布の横幅の合計が25cmになるように、生地を裁断してください。

例)今回の場合、前面:横15㎝+横10㎝=25cm 後面:横8cm+17cm=25cmです。
横5cm+横20cm=25cmでも横9.5㎝+横15.5㎝=25cmでも、横幅の合計が25cmになればOKです!

裏地付き!切り返しフラットポーチの作り方

生地を裁断する

まずは生地を裁断していきましょう。

今回使用した生地のサイズはこちら。

タグ用の布の準備しておきます。

まっすぐ簡単に裁断できる布カッターと、自然に消えるチャコペンを使用しました。
布も紙もサクサク切れる、便利なロータリーカッター
自然に消えるタイプ&水で消えるタイプのチャコペン3色セット

生地を縫い合わせる

切り返し部分の生地を縫い合わせていきます。

つなげたい部分を中表で合わせて、縫い代1cmで縫っていきます。

縫い代を割ります。

表生地には、接着芯を付けておきましょう。

今回使用した接着芯はこちら。

普通地用の接着芯ですが、薄手用の接着芯でも良いと思います。

100㎝×2mの普通地用接着芯

今回はプレゼント用なので、ちょこっと空いているスペースに刺しゅうをしてみました(*^^*)

ファンキーすぎる看護師さんのデザイン…喜んでもらえると良いのですが…(笑)

ファスナーをつける

最初にファスナーを付けていきます。

ミシンの押さえを【ファスナー押え】に変えておきましょう。

20cmのファスナーを準備し、中心にノッチ(切れ目)もしくはチャコペンで印をつけておきます。
表生地・裏生地それぞれにも、中心に切れ目を入れておきます。
画像のように、表生地(前面・後面どちらからでもOK)とファスナーの中心を合わせて、中表になるように重ねます。
まず、縫い代5mmで縫っていきます。

必須ではないのですが…ファスナーの端は画像のように折って縫った方が角がキレイに仕上がります。

途中、押えをあげて、ファスナーをずらしながら縫っていって下さい。
このまま、裏布を表面を下にして被せます。
(表布と裏布が中表になっていたらOKです。)
中心を合わせて仮止めし、今度は縫い代7mmで縫います。
最後に表面からファスナーのキワに押さえミシンをしておきます。
表布を表面を上にしてファスナーとは反対の方向に倒して、縫い代約2mmのラインを直線に縫っていきます。
この時、今回は裏布も一緒に縫って固定したかったため、裏布にもステッチを残しました。
裏布にステッチを残したくない場合は、裏布は反対側に倒して、表布のみを縫いましょう。
これで片方のファスナー付は完成です。
もう一方もやり方は一緒です♪
縫い付けたファスナー・表布と中表になるように、もう1枚の表布を被せます。
この時も中心を合わせて仮止めするようにして下さい。
最初は縫い代5mmで縫います。
続いて、裏布同士を中表で重ねて、今度は縫い代7mmで縫います。
さっきと同じように、押さえミシンをして、ファスナー付けは完成です。
後ろはこのようになっています。

生地の固定は、まち針か画像のような仮止めクリップがあると便利です♪

安全で使いやすい手芸用クリップ。5・7・10mmの縫いしろ幅の目安を図れる便利な目盛付き。

タグをつける

タグ用の布を準備します。

両端を1.5㎝ずつ折って、さらに半分に折り、端を縫っていきます。

アイロンを使うとキレイに仕上がります♪

作ったタグを半分に折って、画像のように表布に仮止めします。

タグの場所はどのあたりでも大丈夫です♪

位置が決まったら、表布に仮縫いしておきます。

周囲を縫う

もう少しで完成です(*^^*)

画像のように、表布と裏布をそれぞれ中表に重ねます。

このとき、中央のファスナーの部分はとくにズレやすいので、手縫いで仮縫いしたり、待ち針を刺してしっかり固定しておいたほうが良いです。

裏布の底にあたる部分に約5cmの返し口を残して、周囲を縫い代1cmで縫います。

縫い終えたら、余分な縫い代や糸くずをカットして、4つの角を切っておきます。

表に返して返し口を閉じる

先ほど作った返し口から表に返します。

角の部分は丸くなりやすいので、先が丸い箸などを使って、返すとキレイに角ができると思います。

返し口を手縫い(まつり縫い)かミシンで閉じます。

完成

できました~♡

使い勝手の良いコンパクトなフラットポーチです♪

マスクケースとしても使用できます。

中はサテン生地を使っているので、光沢があり、可愛らしさが増しています♪

縦横いろんなサイズに代用できる、基本のフラットポーチの作り方になるので、ぜひ色んなサイズにアレンジして作ってみて下さい♪

いつもご覧いただきありがとうございます!

ブログランキングに参加させていただいています。
ポチっとよろしくお願い致します(*^^*)

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村


裁縫・刺繍ランキング