簡単一番シンプルなウエストポーチの作り方*裏地なし*

今回はラミネート加工の生地を使ってウエストポーチを作ってみました。

こちらは父親からの依頼品。

「水がかかっても濡れないウエストバッグが良い!」とのことだったので、カーキーのラミネート生地で作成しました。

程よい光沢があり、派手すぎず、地味すぎずなかなかオシャレなウエストポーチになりました(*^^*)

今回使用したラミネート生地は楽天orAmazonでも購入可能です♪

ほつれないので端処理の必要がなく、裏地を使用せず小物を作ることができます。

 

ではさっそく作り方をご紹介したいと思います。

撥水ウエストポーチの必要物品

準備するもの

●ラミネート生地
本体生地:横25cm × 縦32
cm
ポケット生地:横25cm×縦12cm
サイド部分:表・裏2枚ずつ⇒型紙あり
●ファスナー 20cm 1本
●カバンテープ(カラーベルト)2.5㎝巾で約68~75㎝
●2.5㎝巾対応のバックル

サイド部分の型紙はこちら

カバンテープをつけるサイド部分の生地は型紙を準備しました。

クリックするとPDFが表示されます。

ウエストポーチ両サイド部分

簡単!一番シンプルなウエストポーチの作り方

生地を裁断する

まずは生地を裁断します。

本体生地は下を【わ】にします。

サイド部分の生地は「ウエストポーチ両サイド部分」の型紙を参考に裁断して下さい。

今回使用したラミネート生地はほつれる心配がないため、端処理はしていません。

普通の綿生地で作成される場合は、本体生地とポケット生地の布端をジグザグ縫いorたちめがかりで端処理をして下さい。

バックルにカバンテープを通す

今回はこちらのYKKのバックルを使用しました。

カバンやベルトの調節に。扱いやすいYKK製のバックル1個セット。

カバンテープは100均で購入♪

アクリル100%のカラーベルト。カバンの持ち手やウエストポーチなどに。

このバックルにカバンテープを通していくのですが、画像ではなんとも説明が難しいw

バックルの裏に必ず説明が書いてあるので、その通りに通すと必ずできます!(笑)

いくつか画像を残しておくので参考にして下さい(*^^*)

カバンテープの長さはバックルの凹側が約18cm(テープの長さ)になります。

18cmのところでハサミで切って下さい。

バックルに通したテープの端は一度内側に折り曲げて、ミシンで縫います。

ちょうど写真のの部分です。バックルに通した先を、内側に折り曲げるのですが…

ごめんなさい。。。写真は外側に折り曲げて縫っていますw
(間違えちゃいました。笑)

どちらでも大丈夫なのですが、見た目が良いのは内側に折り曲げた方です!

こんな感じで2本できあがったら完成です。

ポケットをつける

裁断した横25cm×縦12cmの生地を準備します。

上下の布端を2つ折りにして縫っておきます。

本体生地の前側にポケットを仮止めし、両サイドと下部を縫います。
※ポケットの下部分がちょうど本体生地の縦の長さの中央になるように縫い付けて下さい。

バッグの後ろ側にポケットを付けたい場合は後ろに縫い付けても良いと思います♪

中央(薄いピンクのステッチ)はポケットを仕切りたい部分に1~2本ステッチを入れて下さい。

ポケット上部の両端は力がかかる部分なので、数回返し縫いを行うか、▽に縫うなどして補強して下さい。

ファスナーを付ける

今回、ファスナーはウエストポーチの前部分につけました。

本体生地の上から2.5㎝のところに20cmの切れ目を入れます。

中心から左右対称になるように20cmの切れ目を入れて、前側から後側に切れ目部分を折ります。

ここでのポイントは切れ目の両端はVに切れ目をいれることです。

分かりやすく紙で説明すると…

後ろから見ると…

ここに裏からファスナーを仮止めし、ぐるっと1周縫い付けていきます。

キレイにファスナーを縫うポイントはファスナーの端に仮止めテープを使うこと(*^^*)

縫わない部分のファスナーの一番端に貼るようにして下さい♪

手芸のしつけに便利な極細タイプの仮止めテープ

ラミネート生地はまち針を使うと跡が残るため、こういった手芸用の仮止めクリップも便利です。

安全で使いやすい手芸用クリップ。5・7・10mmの縫いしろ幅の目安を図れる便利な目盛付き。

両サイド部分の生地にカバンテープを縫い付ける

表・裏2枚ずつに裁断した両サイドの生地を準備します。

中表で重ねて、上の部分を縫い代5mmで縫います。

カバンテープを中に通します。

画像のように、少し先からカバンテープを出した状態で仮止めして下さい。

※カバンテープのバックルの位置・向きを再度確認し、前側/裏側を確認してから仮止めして下さい。
ぼこっとした部分は外側にくるようにします。
↑この向きを間違えるとボコっとした部分が直接ウエストを圧迫しちゃいますw
下の画像の●●●のラインを縫い代5mmで縫います。

カバンテープと生地が重なるところは2重で縫って補強しておきます。

ラミネート生地は少し硬めなので表に返しにくいですが、ゆっくりカバンテープを引っ張るようにして表に返します。

もう1つも同じように作っておいて下さい。

両サイド部分を本体生地につける

先ほど作った2つのサイド部分+カバンテープを画像のように、本体生地の表面に仮縫います。

そのまま裏側を中表に被せて仮止めします。

上部と両サイドを縫い代1cmで縫います。

4つの角をカットしておきます。

ファスナー口から表に返しましょう!

完成

できました~♪

4つの角は先の丸い箸などを使って、キレイな角になるように返してください!

父のガーデニング用ウエストポーチなので、全体的にちょっと雑な作りですが…
色合いやラミネート独特の光沢、使用感どれもGOODだったそうで、満足していました♪

難しい工程はなく、とても簡単に作ることができますので、ぜひ色んなサイズやデザインで作っていただけたらと思います。

 

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